子どもの動画やゲーム「賢い」家庭の付き合い方 学びにつながる「おすすめYouTube動画」4選

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学びにつながるゲームはたくさんありますが、親が「このゲームで遊びなさい」「これだったらやってもいい」と強要したり制限をかけたりするのは逆効果になるので注意が必要です。

子どものほうから興味を示して遊ぶならいいのですが、楽しくないのに嫌々遊ぶのでは息抜きにもなりません。親としてはゲームの時間は娯楽と割り切って、決めたルール内で子どもの好きにやらせるのがいいでしょう。

もし、子どもがやっているゲームの内容が気になるなら、一緒にやってみるのも1つの手です。子どもの好きなことに親が付き合ってくれるのは、子どもにとってうれしいこと。親子のコミュニケーションを取る時間にもなります。

2人プレイのゲームは、お互いに対戦するだけでなく、2人で協力し合って課題をクリアしていくゲームも多くあります。子どもが親より得意なことを自慢気に話せるのも、貴重な機会かもしれません。

メリハリをつけて気分をリフレッシュ

YouTubeやゲームなどの娯楽を全面禁止にすることは、子どもにとってストレスになります。またこっそり禁止ルールを破ることも考えられるため、親子でルールを話し合い、息抜きのためにも適度な距離感でうまく取り入れるのがいいでしょう。

ダラダラ視聴するのではなく、好きなこと、興味があることについて積極的に調べてみると良い時間になります。

ゲームについても同じようにメリハリをつけて楽しむようにしましょう。うまく気分をリフレッシュすれば、充実した学習時間のための活力につながります。

今木 智隆 RISU Japan代表取締役

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いまき・ともたか / Tomotaka Imaki

京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、ユーザ行動調査・デジタルマーケティング領域専門特化型コンサルティングファームのビービット入社。金融・消費財・小売り流通領域クライアントなどにコンサルティングサービスを提供し、2012年から同社国内コンサルティングサービス統括責任者に就任。2014年、RISU Japanを設立。タブレットを利用した小学生の算数の学習教材で、のべ30億件のデータを収集し、より学習効果の高いカリキュラムや指導法を考案。日本国内はもちろん、シリコンバレーでもハイレベル層から、算数やAIの基礎知識を学びたいと、アフタースクールなどからのオファーが殺到している。

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