出世する人は、「算数」をうまく使っている

「足し算引き算」レベルで評価が変わる

理系じゃなくても「数字に強い課長」になれるコツがあります!(写真:xiangtao / PIXTA)
ヒラのプレーヤーから課長になると、業務の効率化や目標設定、チームの戦略策定、部下育成など、仕事で数字に向き合う場面が格段に増えます。しかし、数字に苦手意識を持つ人は少なくないのではないでしょうか。
この連載では、「数字スキル」トレーニングの専門コンサルタントとして、企業内研修や公開セミナーで4000人以上を指導してきた『「数字に強い課長」になるための仕事のコツ』(KADOKAWA)の著者が、学生時代に数学が苦手だった課長でも明日からすぐに使える、数字の見方と使い方のコツを紹介します。

数学が苦手でも、「数字に強い人」になれる

「数字に強い課長」になるための仕事のコツ』(KADOKAWA) 上の画像をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします。

はじめまして、ビジネスパーソンの方々に「数字スキル」をトレーニングする専門コンサルタントの深沢真太郎と申します。突然ですが、皆さんは「数字に強い課長」って、どういう人だと思いますか? 

この質問をすると、たいてい「高校、大学時代に理系だった人」という答えが返ってくるのですが、実は、課長の仕事において求められる計算自体は、算数レベルで十分対応できます。

私はこれまでに、企業内研修や公開セミナーで約4000人のビジネスパーソンを見てきましたが、仕事で使う数字に対して、切実に悩んでいる課長の方が多いことに驚きます。

しかも、そのほとんどが学生時代に文系だった人です。おそらく、仕事の数字を扱うことに対して、最初から「難しい」という先入観を持ってしまっているのでしょう。でも、私が行っている研修やセミナーでは、本当に微分・積分はおろか、中学レベルの計算すら登場しません。断言しますが、「仕事の数字」に強くなることと、学生時代の数学の成績はまったく関係ありません。コツさえ掴んでしまえば、「数字に強い人」になるのは、それほど難しいことではないのです。

問題に挑戦してみよう

さっそくですが、私が行っている企業研修で、よく出題する問題をひとつ解いてみてください。

<問題>(制限時間1分間)
商品Aを購入している人は48%、商品Bを購入している人は30、商品Cを購入している人78%、どれも購入していない人は0%。Cだけ購入した人は60。では、少なくともAかBを購入したのは何
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