バツ2で3回結婚「50代京都女性」波乱万丈な人生 離婚するたびに「生活レベル」が上がっていく

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話を聞いてみると確かに鈴木さんの恋愛模様は波乱万丈だ。最初の結婚はDVにより離婚、2度目の離婚はうまくいかず1年半しかもたなかった。そして現在の夫は一回り以上年上だ。最初の元夫はメーカー勤務、2人目の元夫は京都で100年以上続く老舗問屋、現在の夫は少し前に退職したが元メーカー勤務だったという。

「実は最初の夫のとき、パトロンが3人もいました。それで、夫の収入+パトロンからの援助があったのでお金に困ることはありませんでした。また、それまでは専業主婦をしつつたまにアルバイトをしていたのですが、母の勧めで35歳のときに助産師の資格を取り、現在も助産師を続けています。パトロンについて子どもたちにも紹介したことがあるのですが『お母さんの好きな人』といった女を見せるような表現はせず、『お父さんとこの男の人たちが私たちの生活を支えてくれているんだよ』と説明しました」

離婚は円満、今でも元夫たちとは連絡を取り合う

パトロンは鈴木さんの子どもたちにもよくしてくれ、会うときは手土産を持ってきてくれたり、子どもたちと一緒に旅行に行ったこともあるそうだ。これだけ男性関係が放漫だと離婚の際にもめそうだが、2回とも円満離婚で今でも過去の元夫たちとは連絡を取り合っている。

離婚後に友人関係で変化がなかったのかと尋ねると「私、女性の友人はつくらないようにしているんです」と返答された。なんでも、自然と男性にモテてしまうためほかの女性からひがまれてしまうからだそうだ。若い頃は女友達が自分の彼氏を鈴木さんに紹介すると取られてしまいそうだと言われたことすらあるという。そんな小悪魔的な魅力が鈴木さんからは感じ取られた。現在も職場のドクターから口説かれていて、たまに食事に行くとのことだった。

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