「4年で資産1000万円を達成」20代女性の節約術 手取りの5割を貯金する見習いたい「思考法」
すべての欲望を抑え込んでしまうと、逆にストレスが溜まって、節約生活の妨げになってしまうかもしれません。とっておきの日にお金を使うことは、日々の生活に彩りを与えるためにも、そして節約生活を長く続けていくためにも必要なものだと考えます。
「浪費日記」で無駄遣いを見える化する
予定外の出費をするときに大切なのは、「浪費を自覚すること」です。
自覚がないと、「今日だけ」だったはずの出費が明日も明後日も続いてしまい、気づいたら浪費メンタルに逆戻りをしてしまうからです。
浪費を自覚するためにおすすめなのは、カレンダーに浪費を記録する「浪費日記」をつけること。
日記といっても細かいものではなく、スマートフォンのカレンダーアプリ、あるいは使っている手帳やカレンダーなどに、買い物をした日付に品名と金額を記録するだけでOKです。
「毎日必ず見るカレンダーに記録する」のがポイントです。
たとえば食費であれば、1カ月に必要な金額を決めたら、それ以外の食に関する出費は、すべて浪費です。
食費以外では、洋服、アクセサリー、雑貨など「買わなくても生活ができるもの」も浪費にあたるので、忘れずにメモします。
「なににお金や時間を費やしたいか」という「自分軸と優先順位」の基準は人によって違うので、それによって浪費の捉え方は変わってくるところもあると思いますが、ここでは一番わかりやすい分け方でお話をします。
貯金メンタルが身につくまでは、「これはずっとほしかったものだ」と思うような買い物でも、価格がいくら安いものであっても、生活必需品以外は浪費として記録していくほうが、自分のお金の使い方が見えやすくなるでしょう。
これを記録していくと、あとからカレンダーを見たときに、「今週はお菓子をこんなに買った」とか、「今月はいらないものを買い過ぎたな」などと、浪費を一瞬で把握できます。浪費を視覚化することで、「自制心が働く」という効果が期待できるというわけです。
自制心なくして節約生活を続けることはできないので、こうした「見える化」はとても大切です。浪費日記を習慣にすることで、どんどん貯金メンタルを育てることができるはずです。
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