年末年始にバレる「嫌われる家族内の話し方」5NG 何でも「でも」「いや」と答える人いませんか?

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【嫌われる「家族内の話し方」②】相手の話に「でも」「いや」「そうじゃなくて」で答える
「今度の日曜日、○○公園に子どもたちを連れて行こうと思うの」
でも、あそこ、混んでるだろう」
「このあいだ買ったファンヒーター、小さいけど暖かくていいわよね」
いやそうじゃなくて、セラミックだから暖かいんだよ」

この会話の特徴は、奥さまの意見に対して「でも」「いや、そうじゃなくて」と否定形で入っていることです。別に真っ向から反論したいわけではなく、文法としてもおかしいですが、悪気なく言ってしまっているのでしょう。

たった1分で会話が弾み、印象までよくなる 聞く力の教科書』にも書いたことですが、こういう返事をする人は実は少なくありません。

なかには「相手を否定する言葉」から入るのがクセになっている人もいます。

これは、地味に感じが悪いです。これが続くと「この人とは話をしたくない」と思われてしまいかねません。気をつけたいものです。

【嫌われる「家族内の話し方」③】話の途中なのに、先回りして答えを言ってしまう
「今日ね、○○ブランドの年越しそば用のカップ麺を買ったの。そしたらね……」
「あー、あれね、あのブランドは実は××というメーカーがつくっているからおいしいんだよ」

奥さまの話の途中なのに先回りして答えを言ってしまっています

しかも本当は、奥さまは「たまたま買ったカップ麺がレアものだった」という話をしたかったのに、ダンナさんは自分の思い込みで勝手な結論に持っていってしまっています。

相手の話は「最後まで聞く姿勢」が大事

これは奥さまからすると、話の腰を折られたうえに、結末を勝手に決めつけられてモヤモヤしてしまいます。

頭のいい人、頭の回転の速い人ほど、話の展開が読めてしまうものです。

「それはこういうことだよね」と、結論を先に言ってしまいたくなる気持ちもわかりますが、このケースのように早合点してしまうこともあるし、どちらにしても、相手はいい気持ちにはならないものです。

たとえ家族であっても、相手の話はちょっと我慢してでも最後まで聞く姿勢が大事です。

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