梅雨の時期は、体や心にも「除湿」が必要だ 水分を溜め込まない体を作る栄養素は?

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(写真:HASLOO / PIXTA)

今年も梅雨シーズンが到来しましたね。梅雨は晴れ間も湿気が多く、ジメジメした気候は体も心も、そのままジメジメさせてしまいます。この時期は自律神経が乱れ、むくみがひどくなる時期にあたるので、オフィス内だけでなく、体にも「除湿効果」が望めるものを食べておきましょう。

四季によって動物の習性が変わるように、人間も気候によって体の状態が変化します。特に梅雨から夏にかけての雨季は自律神経が乱れやすく、血流が悪くなり、イライラしやすくなります。

水分調整機能が低下しがち

また蒸し暑くなると、水分の摂取が多くなりますが、一方で体内の水分調整を行う「脾臓(ひぞう)」の機能が、特に梅雨の時期に低下しがち。これによりむくみや水太りも起きやすくなるようです。

ほかにも汗でスーツや腕時計をしている皮膚の部分がむれて、蕁麻疹(じんましん)や肌の痒みにつながったりと、何かと落ち着かない不調があるのもこの時期。オフィスの空調での環境調節も大切ですが、「体内の湿度」は、日頃の食べ物でも調整しておきましょう。

水分補給をしても、水分が体に残る一方だと、むくんだり、水太りになるのは当然ですよね。脾臓は水分調整だけでなく、リンパの流れをよくする、胃腸の消化機能を高めるなどの機能もあります。

これらの機能をサポートするために、血流をよくし、むくみを取りやすい食材をご紹介します。日ごろ摂取しやすいものは次のとおりです。

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