だから日本人は「英語で雑談」できない!

脳科学者と英語教育者が語る、英語上達法

国際的な脳の研究者、加藤俊徳先生と東進の安河内先生が英語学習法について語り合います(前編)。
「世界で活躍する日本人」はどうやって英語を上達させたのか?
国際的な脳の研究者で、『脳科学的に正しい英語学習法』の著書でもある加藤俊徳先生と、東洋経済オンラインでもおなじみの英語講師・安河内哲也先生が、その方法について、徹底的に語り合います。今回は対談前編です。

医学部志望でも、英語は偏差値50台だった

加藤 俊徳(著)『脳科学的に正しい英語学習法』上の画像をクリックすると、Amazonの販売サイトにジャンプします。

安河内:現在、脳科学の分野で国内外において活躍されている加藤先生ですが、まずは英語経験からお聞きしたいと思います。先生、お生まれはどちらですか?

加藤:新潟県旧三島郡寺泊町という、陸の孤島のような田舎です。英語とはまったく無縁の場所で、実家にはアルファベットで書かれた本は一冊もありませんでした。越乃寒梅など日本酒の有名な地域でしたので、洋酒を飲む人すらいない。英語からさらにfar away な場所ですよ。

長岡高校時代は数学や理科は得意だったんですけれど、英語や国語などは、上達方法がまったくわかりませんでした。偏差値は50台でしたね。

安河内:医学部志望で偏差値50台! じゃあ、大学に入ってからも英語に苦手意識があったんですね。

加藤:ええ。ただ、なんとかしたいという思いだけはあって。大学の卒業旅行で、たまたまパイロットの奥さんと隣になって、なんとか英語を話してみよう! と頑張ってみたら、なんとなく通じたんですよね。

安河内:そのときは、もう完全に英語がわかったんですか?

加藤:いえ、そのときはなんとなくだけ。私は医学生だったので、医療の話だけはわかったんです。でもリスニングはほとんどわかりませんでしたね。

安河内:つまり、「自分専門の英語」であれば、理解できたということですね。

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