グーグルのMVNOが"平和すぎる"業界を壊す

<動画>これまでのプレーヤーにない破壊力

音量にご注意ください
グーグルがアメリカでMVNO(仮想移動体通信事業社)に参入するというニュース。サービス内容が少しずつ明らかになる中、夏野剛氏は「これまでのMVNOプレーヤーとは違う、業界全体で競争を巻き起こすものになる」と期待を寄せている。

 

グーグルがいよいよMVNOにアメリカで参入するということで、内容が明らかになってきました。「Project Fi」と名づけられているこのサービスですが、僕自身は非常に期待しています。

どういうことかというと、今携帯電話の世界はすべての国において、古くから事業をしているキャリア(通信事業者)が、過去からの延長線上で料金体系をつくり、サービスをつくり、そして過去からの延長線上の売り方で商売してきているわけです。

今、ユーザーにとって重要な価値は?

この記事は週刊『夏野総研』とのコラボレーションでお届けします

正直ユーザーからすれば、キャリアというものにはもはやあまり存在価値がなく、むしろ関心があるのは、クラウド的なサービスであったり、スマホのアプリケーション、あるいはアップルやグーグルからどんなOS、端末が出てくるか……こちらに集中しています。

しかし、日本で言うと大手3キャリア合計の通信料収入は、10兆円以上ある。それを考えると、あまり目立たなくなっているにもかかわらず、大きな利益を取っているのはやっぱりキャリアだと言えます。

日本もアメリカもここは寡占市場ですから、ユーザーはもしかしたら高いおカネを払わされているかもしれない状況。ここに大きなくさびを打ち込むのがMVNOです。

次ページグーグル流「サービス中心主義」の破壊力
関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチAD
ジリ貧からの脱却<br>リース反攻

リース取扱高は10年で4割減少。伸び悩む設備投資、低迷する利ザヤ、規模拡大の限界…三重苦にあえぎ、かつての市場規模は望めない。リース大手3社トップが語る生き残り策。