命の洗濯!山・海路鉄道で聴く極上音楽は?

ミュージシャンとゆく「聴き鉄」紀行

石見の海岸線を走る山陰本線(写真:em/PIXTA)

夏至の前後は車窓を眺めて旅しよう

「なぜエベレストに登るのか?そこにエベレストがあるから」(ジョージ・マロリー)――。

ある新聞記者の質問に対し登山家が答えたという、あまりにも有名な言葉だ。私たちはなぜ列車旅に惹かれてしまうのだろうか?その答えもおそらく「そこに線路があるから」というシンプルなものかもしれない。理由などない。本能が求めてしまうのだ。

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夏までのしばらくは、僕のような列車旅好きにとって、ややつらい季節となる。ふらりと1日旅に出たくなっても格安な乗り放題きっぷが、すっぽりと設定から外れているのだ。

それでもこの季節の旅には特別な喜びがある。今年の夏至は6月22日。つまりこの日は1年で昼の長さが最も長い。その前後の期間は、車窓を長く楽しんでいたい人にはもってこい。土日の2日間が自由に使えるなら、JR東日本の週末パスなどを利用して、かなり広範囲までアクセスできる。さっそく音楽プレイヤーをフル充電にして、新緑のさわやかな初夏の旅を楽しむとしよう。

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