インド数学の発想 IT大国の源流をたどる 矢野道雄著

インド数学の発想 IT大国の源流をたどる 矢野道雄著

経済発展を続けるインド。「インド人は19の段までの掛け算を覚えている」とされ、それがインドの算数教育の特長のようにいわれる。1970年代からインドの哲学と科学を研究してきた著者は、十進法であるかぎりは九九で十分と調査の結果をまとめる。

インド式速算術では、1の位が5であるような数を2乗するとき、あるいは100に近い二つの数を掛け合わせるとき、「インド数字の魔法」のごとく暗算がされる。これらも、計算を簡単に行うためのテクニックが駆使されているのがみそなのだという。

3000年に及ぶインドの数理科学の伝統を、古代文献とフィールドワークに基づいて、過去と現在の両面からひもといていく。

NHK出版新書 819円

  

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