名字でわかる日本人の履歴書 森岡浩著

名字でわかる日本人の履歴書 森岡浩著

日本一多い名字は「佐藤」、2位は「鈴木」だが、この二つは東日本に特に多く、西日本では「田中」「山本」が上回るという。名字の種類は東日本で少なく、西日本で多い。これは歴史の長さと人口密度に由来するのではないかと姓氏研究家の著者は推測する。中世以前の日本の中心は近畿地方であり、人口密度は西日本のほうが圧倒的に高かったため名字が増えていったのではないかというのだ。

名字には歴史を伝えるメッセージが込められている。その成立や地理的分布を考えることで、単に個々の名字のルーツにとどまらず、史実や当時の文化的背景までもが見えてくる。名字に秘められた、日本人の2000年に及ぶ「履歴」を探る。

講談社+α新書 880円

  

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
高崎高島屋の売り場革命

閉店が続出する地方や郊外の百貨店。逆風の中、高崎高島屋は全国的に有名な和菓子店や化粧品ブランドを次々と誘致し、集客を伸ばす。地方百貨店の活路を示す取り組みをリポート。