日本原子力学会が、福島第一原発1~3号機の状態を推定

日本原子力学会が、福島第一原発1~3号機の状態を推定

日本原子力学会の「原子力安全」調査専門委員会技術分析分科会は、4月18日、福島第一原発の1~3号機の現状についての推定を発表した(→こちら)。
 
 それによると、現在行われている注水が続けられれば、原子炉と使用済燃料貯蔵プールは安定した状態を維持し、今後、多くの放射性物質が放出される可能性は小さくなるという。
 
 ただし、余震などのリクスもあることから、多重化された安定的な冷却システムの構築が欠かせず、また放射能汚染水の漏洩防止も重要としている。
 
 各号機の状態についての評価の概要は以下表のとおり。どの号機も深刻な状態にあるが、中でも2号機はすでに圧力容器、格納容器が破損、大量の放射性物質を放出させてしまった。3号機も圧力容器からは気体、液体が漏洩、格納容器からも気体が漏洩している。1号機は、2,3号機に比べれば圧力容器、格納容器とも健全性は残っているようだ。
 


日本原子力学会発表資料を基に東洋経済まとめ

写真提供:東京電力

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
IS掃討後も混沌続く中東

IS(イスラム国)の敗退が明らかになりつつある。その掃討に貢献したクルド人勢力が独立の動きを見せ、中東の新たな火種に。特にイラクとシリアで一層の混乱が懸念されている。