カネカは鹿島工場で主要製品の生産を4月25日までに再開へ【震災関連速報】

カネカは鹿島工場で主要製品の生産を4月25日までに再開へ【震災関連速報】

樹脂や化成品、合成繊維、食品などを多角展開する化学メーカー、カネカは18日、東日本大震災の影響で一時休止した鹿島工場における主要製品の生産を4月25日までに再開するメドが立った、と発表した。

カネカの鹿島工場は2地区に分かれており、このうち主に建材に使われる押出発泡ポリスチレンボードや高機能樹脂を生産する西工場(茨城県神栖市東深芝)は、震災による被害が比較的軽微だったため、3月25日から順次操業を再開している。主要設備の損傷が大きかった東工場(同東和田)についても、近く復旧作業を終え、4月25日から本格操業に復帰する予定だ。

東工場では、ビーズ法発泡ポリスチレン、ビーズ法発泡ポリオレフィンの生産を4月第3週から順次再開する。塩化ビニール樹脂、塩ビペースト樹脂については、損傷が大きかった港湾設備の改修が4月第4週までに完了することから、25日から操業復帰できる見通しとなった。

カネカの東工場は、コンビナート内のパイプラインを通じて三菱化学の鹿島事業所(同東和田)から原料の供給を受けている。同事業所は5月20日まで稼働再開できない見通しのため、カネカは三菱化学よりも早く生産を再開することになる。カネカでは、「原料確保のメドがついた」(広報室)と説明している。
 

(武政 秀明 =東洋経済オンライン)

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