婚活でもあらわ「高収入外国人と日本人男性」の差 外国人男性との結婚を選んだ彼女の言い分

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彼がマナさんにお見合いを申し込んだ理由は、まずプロフィール写真が好みのタイプだったこと。加えて、TOEIC950点で、学生時代に何度か留学経験もあり、英語堪能。そして、彼の親は教育熱心で彼自身も向学心が高いことから、女性にも「教育熱心な人」「教えることが好きな人」を求めており、塾講師のマナさんはまさにぴったりでした。

リモートで大胆アピールする日本人女性

仕事で来日したタイミングでマナさんとお見合い。会った瞬間にお互いにビビッときたそうです。お見合いのあと彼が帰国するまでの1週間、マナさんが彼のホテルの近くまでわざわざ出向き、あちこち東京を案内しながらデート。

そこでお互いに「この人と結婚したい」と気持ちが固まっていきました。彼がアメリカに帰ったあとは、リモートでデートを続けました。

彼はアメリカの一流大学出身で、年収は日本人とはケタ違い。「高収入」と言われる日本人の数倍あります。彼はマナさんと出会うまでリモートお見合いも何度もしていましたが、日本人女性の売り込みが激しく、胸の谷間を見せたり、肩を出したりする人が多かったとか。

マナさんとはごく普通にリモートデートをしていたので、「普通すぎて新鮮だった」と言っていました。マナさんの希望年収は800万円以上。超富裕層の男性を狙っていたわけではなかったため、落ち着いた様子に見えたのでしょう。

マナさんは彼の両親にあいさつをしに、2回ほどアメリカに行きました。お互いの両親の反対はまったくありません。マナさんのお父さんは英語がペラペラですし、なんといっても彼の収入に不安要素は1つもない。

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