東日本大震災、その時、医薬品卸会社は《2》メディセオ--本社の対策本部と密接に連携、震災後も「翌日配送」を堅持

東日本大震災、その時、医薬品卸会社は《2》メディセオ--本社の対策本部と密接に連携、震災後も「翌日配送」を堅持

メディパルホールディングス傘下のメディセオは、全国に営業網を持つ医療用医薬品卸最大手。医薬品供給体制を維持するため、宮城県内の営業拠点はどのように活動したのか。県内全体の営業責任者を務める渡辺真・宮城営業部長、主に仙台市内の基幹病院を担当する野口仙台支店長、仙台市内の開業医や調剤薬局、仙台市郊外の医療機関を担当する石塚恭吾・仙台中央支店長に、東日本大震災当時の状況について聞いた。


左から野口宗彦仙台支店長、渡辺真宮城営業部長、石塚恭吾仙台中央支店長

--3月11日午後2時46分の大地震発生を踏まえてどのように行動しましたか。
 
野口 最初に社員の安否確認に努めました。仙台支店では午後7時に社員全員の安否を確認。石塚仙台中央支店長が東京に出向いていたので、仙台中央支店に所属する社員の安否も私のほうで確認しました。

渡辺 当日、県内の大崎支店(大崎市)にいました。そこで震災後の安否確認に従事しました。配送担当者1人だけ連絡が取れず、2日目に避難所にいたことが判明しました。そして社員全員の無事を確認したうえで仙台に戻ってきました。

--家族についてはどうでしたか。

渡辺 安否確認が取れない家族がかなりの数にのぼりました。全員の安否が確認されるまで8日間もかかりました。幸いにも全員無事でした。

--地震発生後、どのような通信手段が機能しましたか。

野口 衛星電話は機能しました。これはどことでもつながりました。

渡辺 最初の段階では携帯メールの一斉配信で社員の安否確認に務めました。これで9割方確認が取れた。残り1割はいろいろ模索しながら連絡を取ろうとしました。

野口 それと同時進行で、本社(東京)の対策本部と連絡を取りました。

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