熱中症が気になるこれからの季節に朗報 実家が離れていても安心なニフティの新サービス
離れた場所から室内環境を確認。
遠隔からのエアコン操作も可能
「『おへやプラス』を利用し始めて、ふるさとに電話をする機会が増えたというお声もいただいています。当社のサービスが、離れて暮らすご家族とのコミュニケーションのきっかけになっていることをうれしく思っています」と語るのは、ニフティで「おへやプラス」のサービス開発を行う澤木然氏だ。
「おへやプラス」は、ニフティが昨年12月にリリースした新しいサービスだ。実家など離れて暮らす家族の過ごす部屋の温度と湿度を、時間・場所を問わずスマートフォンのアプリで確認できる。室内の温度や湿度が注意すべき数値になると、「お知らせ機能」が働いて、自動的に警告が通知されるようになっている。
これからの季節は熱中症が心配だ。気温が高くなったり湿度が高くなったりすると熱中症になりやすくなるが、高齢者は自覚症状がないことが多い。また、冷房を入れるのを我慢しがちな人もいる。「おへやプラス」の「お知らせ機能」を利用すれば、その予防も可能になる。もちろん、通知の範囲や頻度などは、柔軟に設定できる。
これだけでも重宝な「おへやプラス」だが、4月からさらに新しい機能が追加された。「料金据え置きで、『おへやプラス』に、離れた場所からエアコンを操作できる機能を追加しました」(澤木氏)。
この機能を使えば、主要メーカーのほとんどのエアコンを家の外から遠隔で操作できるという。家族が過ごす部屋の温湿度を見守ることに加え、いざというときにはエアコンを操作して迅速に対応することができるわけで、おおいに頼もしい。また、この機能は現在使っているエアコンで利用できるため、エアコンの買い替えなども不要だ。