37歳で離婚の彼が送る少し寂しくて充実した生活 仕事や恋愛は順調も、子どもに会える時間が少ない

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仕事人間の加藤さんであるが、仕事ばかりしていると家事能力はどうなのかと疑問に思ったところ、大学時代に一人暮らしをしていたため、料理や掃除、洗濯といった一通りの家事はこなせてまったく問題ないとのことだった。基本的に在宅勤務のため、普段は朝7時頃に起きて朝食を摂り、仕事を始め、11時間ほど働いているという。忙しい日は深夜2〜3時まで働く。1人でいて寂しいと思うこともないそうだ。

デメリットは月1しか子どもと会えないこと

離婚してからはとにかくストレスフリーだという加藤さん。しかし、1つだけデメリットがある。それは、4歳の子どもと月1回、たった2時間しか会えないことだ。離婚調停の際に元妻の条件が厳しく、短時間しか子どもに会わせてもらえないことになってしまった。今の一番の楽しみはこの月1回の限られた時間内の子どもとの面会交流だという。ちなみに養育費はきちんと毎月支払っている。

アラフォー離婚後のリアル 姫野桂
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「月1回しか子どもに会えない以外は、もう順風満帆の生活です。ストレスもないし、仕事も楽しいし収入もアップしたし、貯金もできているし、新しいパートナーもできたし、文句なしです」

そう笑顔で語った加藤さん。子どもと月1回しか会えないというマイナスな面もあるが、彼にとって離婚はメリットの多い新たなスタートだったようだ。

本連載ではアラフォー世代で離婚された人が離婚後にどのような変化があり、どんな生活を送っているかの体験談を募集しております。取材の申し込みは以下(https://form.toyokeizai.net/enquete/tko2210b/)よりお願いいたします。
姫野 桂 フリーライター

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ひめの けい / Kei Himeno

1987年生まれ。宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社でアルバイトをしつつヴィジュアル系バンドの追っかけに明け暮れる。現在は週刊誌やWebなどで執筆中。専門は性、社会問題、生きづらさ。猫が好きすぎて愛玩動物飼養管理士2級を取得。趣味はサウナ。

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