トヨタ「ハイエース」レトロキャンパー人気の訳 ウッディー内装やレトロな外装などがトレンド

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丸目フェイスチェンジキット
オリジナルの丸目フェイスチェンジキットを装着したフロント(筆者撮影)

一方、外装では、オリジナルの丸目フェイスチェンジキット「Re Classic(アールイー クラシック)」を採用。丸目ヘッドライトやヘッドライトカバー、フロントグリルフードガーニッシュなどを変更するキットだ。また、テールランプには、丸目ヘッドライトのフェイスデザインにマッチさせるキット「Classicテールランプ」も装備し、外装フォルムの統一感も演出する。なお、これらキットは、ウッドビレッジのオプションとしてだけでなく、普通のハイエースにも装着することが可能だ。
 
価格(税込)は、キャンピングカーのウッドビレッジが420万2000円~496万1000円(オプションなしのコンプリート価格)。また、Re Classicは、フルキットの場合で17万6000円~20万9000円(取り付け工賃別)、Classicテールランプは5万9400円(取り付け工賃別)だ。

ダイレクトカーズ「リトリートアニバーサリー2」

リトリートアニバーサリー2
ダイレクトカーズのリトリートアニバーサリー2(筆者撮影)

三重県に本社を構える「ダイレクトカーズ」が出展した「リトリートアニバーサリー2(RETREAT ANNIVERSART Ⅱ)」も、ウッドの内装に、レトロなフェイスを採用したハイエースのキャンピングカーだ。先述の2モデルと違い、こちらは角目ヘッドライトを採用。フロントのバンパーやグリルなどもオリジナルに換装したほか、ボディサイドにもウッド調のラインを入れることで、1980年代のアメ車的な雰囲気を醸し出す。

インテリア
リトリートアニバーサリー2のインテリア(筆者撮影)

室内のレイアウトは、こちらもシンプルだ。運転席の後方にキッチンエリアを設け、後方にベンチシートを配置する。ベンチシート部分は、収納引き出しがベッドマットの支えとしての役割も持ち、背もたれをはずし、シート間に置いていけば簡単にベッド展開が可能だ。

また、キッチンは、室内で使えるだけでなく、ギャレー部分をスライドアウトさせることで、車外で使うこともできる。簡単に引き出せるので、時間や手間をかけずにアウトドアでの調理が楽しめる。

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