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ソフト力で物流施設を磨く住友商事の深謀遠慮 量子コンピューターも活用し次世代施設を開発

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祖業である不動産事業で、特徴ある物流施設の開発を加速する。

SOSiLA中央林間の外観
住友グループの情報力で用地確保も優位に立つ(SOSiLA中央林間)(写真:住友商事)

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量子力学の現象を利用した次世代技術も取り入れ、祖業の不動産事業に新たな風を吹き込もうとしているのが住友商事だ。

「DX(デジタルトランスフォーメーション)の提案力、ソフト力は大手デベロッパーを含め競合他社とかなり差別化できている」。住友商事の物流施設事業部、小山築氏は胸を張る。

次ページオプション機能の頭脳となる量子コンピューター
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