英語特集

“対話力”を磨けば必ず話せる
英語ができれば転職も年収も有利に
COCO塾

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社会人であればTOEIC800点以上が出世の条件、就活生であればTOEICスコアは700点以上が就職に有利、などと言われる今日、ビジネスの現場で英語が必要であることは疑いの余地がない。しかし、長年英語学習に取り組んできたにもかかわらず、なかなか話せないという人が多い。COCO塾では、その理由を「英語力ではなく、対話力の問題」と指摘する。COCO塾の言う対話力とは何か、どうすればそれを磨けるのか探った。

「英語ができれば就職も転職も有利。ひょっとしたら給料も上がるかも」と思う人は多いかもしれない。実際、それを裏付けるデータがここにある。2つほど紹介しよう。1つは、転職サービス「DODA(デューダ)」が2013年7月に発表した「グローバル採用の実態調査2013」。これによると、英語力を求める求人割合は2007年以降急速に高まり、2013年には初級レベルで55.6%、上級レベルでも26.9%に達している。

もう1つは、外資系転職求人サイトを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティングの「語学力と年収に関する調査(2014年版)」。2014年3~5月の間に自社採用求人情報をDaijob.comに掲載している企業からスカウトを受けた日本人求職者の英語レベル別年収を比較したところ、英語力によって男女ともに40代以降の年収の差が広がっており、特に女性はその違いが顕著であることが明らかになった。英語ができれば、いろんな可能性が拓ける。「たかが英語」とは言えない時代になっていることがわかるだろう。

圧倒的に不足する自信と国際感覚を養うレッスン

「英文法が強い」と言われる反面、「会話はさっぱり……」というのが一般的な日本人像だ。海外の取引先や現地スタッフと英語で交渉する機会が増えてきている中、簡単な読み書きはできても、ビジネスの現場で伝えたいことが伝わらない“もどかしさ”を感じた経験がある人は大勢いるのではないだろうか。それは、「対話力」が足りていないからだ。

語学スクールCOCO塾では、この「対話力」を非常に重視している。「対話力」とは具体的に何を指すのか、どうすればその力を上げることができるのだろうか。

COCO塾新宿校
インストラクター
ジョセフ・バーウェル

世界の金融の中心地、ニューヨークで銀行に勤めていた経験のあるインストラクターのジョセフ・バーウェル氏はこう説明する。「対話力とは、同じ問題を解決するために、あるいは同じ目標を達成するために必要なDialog(対話)のこと。つまり、相手の立場や要求、価値観をきちんと理解したうえで、自分の伝えたいことをいかに表現するかということです」。

特に国際的なビジネスシーンにおいては「『Time is money.』と言われるとおり、貴重な時間は生産的に費やされなければなりません。相手の意図を理解しないまま商談を進めると、結局はお互いの時間を無駄にし、築きかけた信頼関係も崩れてしまいます。誤解を防ぎ、正しく意思の疎通を図り、ともに一つのゴールに向けて前進するためには、対話力が不可欠」と元バンカーの経験を踏まえてジョセフ氏は対話力の重要性を説く。

長年にわたり英語を教えてきたジョセフ氏は、「日本人に圧倒的に足りないのは、自信です」とも言う。「日本人は、とにかく間違えることを恐れて、積極的に発言できなかったり、いつも同じ言葉、同じ言い回しになったりしがちです。対話力や自信がないために、本当に伝えたいことを言い表せないのは、もったいないことです」。

たとえば、会議中に同僚に意見を求める際、「Any ideas?」と「What do you think?」と聞くのでは相手の受け取り方が異なる。「Any ideas?」ではカジュアル過ぎるだけでなく、単純にyes/noで返されて会話が途切れてしまう可能性がある。さらに「What do you think?」でも間違いではないが、「What's your opinion on this?」のほうがよりフォーマルで、積極的に相手の意見を求めることができ、会議をスムーズに進行できるという。

「COCO塾では国籍や前職など多彩なバックグラウンドを持つインストラクターが、シチュエーションに応じた会話の使い分けや、ビジネスマナー、商慣習など国際感覚を養えるようにレッスンを工夫していますから、失敗を恐れず、むしろどんどん間違えることで対話力を磨いていきましょう」とジョセフ氏は極意を伝える。

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