セミナーレポート

グローバル経営戦略 失敗の本質に迫る ― 財務・経営管理における戦略的アプローチ ―

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デモンストレーション&クロージングスピーチ

川村 昌義 氏
キリバ・ジャパン セールス エグゼクティブ

キリバ・ジャパンの川村昌義氏は、キリバの特長について、一つ目に「業界トップの370行に接続実績を持つマルチバンク、マルチERP環境に対応した外部接続性の高さ」、二つ目に「トレジャリーに必要な要素をすべてモジュール化した業務適用範囲の広さ」、三つ目に「巨額投資が必要だったライセンス購入型と同等以上の機能を安価に早く導入できるクラウドサービス」――といった点を挙げ、「ワークシートによる手作業では、集計にタイムラグが生まれ、対応が後手に回る」と、自動化の必要性を訴えた。

石動 裕康 氏
キリバ・ジャパン トレジャリー・アドバイザー

石動裕康氏は、まず通貨リスクへの対応について、通貨別、各事業会社別の資金ポジションや、その時系列の推移がグラフや表により一目でわかる実際の画面を示して「さらに各事業会社の外貨のエクスポージャーとヘッジ状況もわかり、キリバ上から本社の指示をメール送信できる」と説明。さまざまな切り口の資金ポジション、流動性ポジションを把握することで「これまで見えなかった財務リスクを浮き彫りにして、アクションにつなげられる」と見える化のメリットを強調した。

副島 弘行 氏
キリバ・ジャパン 副社長

副島弘行氏は、トレジャリーをめぐるさまざまなリスクについて「国内は管理できていても、海外は子会社任せの会社もある。見える化がリスク削減の第一歩」と述べた。可視化、グループ内のネッティングおよびプーリング、グループ会社の支払代行を行うペイメントファクトリー、優良サプライヤーを囲い込むサプライチェーンファイナンスの順に導入時の難易度が上がる。副島氏は「キリバを利用すると、特定の銀行に頼らず現状の銀行取引を維持したままグローバルキャッシュマネジメントを導入でき、必要機能に絞って始められます」と導入しやすさをアピールした。

お問い合わせ
キリバ・ジャパン株式会社
キリバ・ジャパン株式会社
 http://www.kyriba.jp/
KPMG/あずさ監査法人
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 http://www.kpmg.com/jp/ja/pages/default.aspx