青木功、「だから日本のゴルフは面白くない」

ファンは野性的なゴルファーを求めている

対象は8歳から15歳ぐらいまでの子供たちだったから、ゴルフと一緒にあいさつから教える子供もいましてね。チョット教えて「わかった?」なんて質問すると「わかったよ、おじさん」なんて答える子供。「教わっているんだから、ハイ、わかりました青木さん、とか名前を言ってよ」。そう言うと今度は「うん、わかったよ」だって。

ゴルフのレッスンはボールをうまく打つばかりでなく、礼儀までも指導しますから手間がかかって面白い。

また、ある程度ボールが打てるようになってから教室に来る子供は、ゴルフに精通している親とか、ゴルフのコーチがこれまでついていたわけです。ですから子供たちにとってはチョット今までと違うレッスンをすると、「これでいいの?」といった顔で親のほうに目をやるんですよ。

優等生ではおもしろくない

若い頃はあまりいい気分ではなかったけれど、子供たちにとってはこれでいいとも思うんです。自分のゴルフ、個性を持ってるってこと、後になって理解してくれればいいんですから。

今、日本のゴルフは面白くないといわれてますが、ゴルフスイングも基本どおり、プレーぶりも優等生。そりゃ欠点はないけど、見るほうからはあんまり魅力ありませんわな。

世界を制覇したり、ファンにアピールするには強烈な個性を前面に出す。今、ファンが求めているのは、昔のプロのような野性的なゴルファーじゃないですかね。

週刊東洋経済 4月11日号

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