ドル急落、FRB金融引き締め延期の思惑

予想下回る米雇用統計で1ドル118円台に

4月3日、ニューヨーク外為市場では軟調な米雇用統計を受け、ドルが急落。写真は3月ブルガリアで撮影された米ドルとユーロ紙幣(2015年 ロイター/Stoyan Nenov)

[ニューヨーク 3日 ロイター] - 3日のニューヨーク外為市場ではドルが急落。朝方発表された3月の米雇用統計が予想を下回る弱い内容となったことを受け、連邦準備理事会(FRB)が金融引き締め開始を予想以上に先延ばしするとの観測が高まった。

雇用統計では、非農業部門の雇用者数が12万6000人増と、市場予想の24万5000人増を大幅に下回り、2013年12月以来の小幅な増加にとどまった。失業率は前月から横ばいの5.5%で、市場予想と一致した。

TIAA─CREFのグローバル投資ストラテジスト、ダニエル・モリス氏は「雇用統計を受け、FRBによる25ベーシスポイント(bp)の利上げ時期予想が6月よりも今年後半に後ずれする可能性がある。われわれの予想は9月となった」と述べた。

雇用統計発表直後、ユーロは1%超急上昇。為替電子取引プラットフォームEBSのデータによると、ユーロはその後も上げ幅を拡大し、1.3%高の1.10230ドルと、1週間ぶりの高値をつけた。

ドル/円は0.78%下落し、1週間ぶりの安値となる118.74円。

ドル/スイスフランは5週間ぶり安値となる0.94860フランをつけた。

主要6通貨に対するドル指数は1%低下し96.394。

復活祭の連休で、欧州市場の大半が休場となっていることから、商いは薄かった。

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