油研工業は袋田工場が一部操業再開だが、部品調達などで影響も【震災関連速報】

油研工業は袋田工場が一部操業再開だが、部品調達などで影響も【震災関連速報】

油圧機器の専業メーカーである油研工業は、東日本大震災で被災した袋田工場(茨城県大子町)で修理が完了したラインから順次、操業を再開している。23日現在の見込みでは、数日内には完全復旧できるという。

ただし、問題は材料や部品の調達。現在は工場内にある在庫を消化して生産しているが、周辺の協力工場も被災したため、今後は部品の調達などで影響を受けそうだ。

また、神奈川県綾瀬市にある本社工場は、計画停電の第1グループに属しており、ほぼ予定どおり停電が実施されている。自家発電設備はないため、一定時間、操業を停止しており、この点も業績にはマイナスとなる。

同社は中国、インドなど海外の需要好調が牽引して業績は回復基調にある。海外販売分の多くは現地生産で対応しているものの、一部の高級品は国内から輸出している。国内にある2工場が生産面で制約を受けることから、輸出にも影響はありそうだ。

(柿沼 茂喜 =東洋経済オンライン)

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
あのころ銀行は<br>無茶苦茶だった

『住友銀行秘史』の著者で元・住銀取締役の國重惇史、元イトマン顧問弁護士の河合弘之、元長銀取締役の箭内昇。平成の金融バブルの最中に起きたイトマン事件の真相と教訓を語る。