東芝

法人向け 2 in 1タブレットの本命登場

戸田 覚が東芝「dynabook R82」の使い勝手を徹底レビュー

ビジネスに最適なタブレットとは何か? 数々のタブレットを検証してきた戸田覚氏が、東芝「dynabook R82」を徹底レビュー。戸田氏が注目する「dynabook R82」のポイント、そしてビジネスの現場での使い勝手は?

<レビュー機種>
dynabook R82  CPU:インテル(R)Core(TM) M-5Y71 vPro(TM)プロセッサー OS:Windows8.1 Pro Update メモリ:4GB SSD:128GB ディスプレイ:タッチパネル付き 12.5型 フルHD 質量:約1.41キログラム バッテリー駆動時間:約10時間*1

もはや軽いだけの「モバイル性」では物足りない

一昔前まで、モバイルノートPCはコンパクトで軽いほど「モバイル性が高い」と言われていた。ところが、ここ数年で状況が一変している。仕事の道具として持ち歩くには、単に軽いだけのモバイル性では物足りなくなってきた。

メールチェックなどはスマホで済むだけに、PCは小さくて軽いだけでなく、閲覧性や作業性が高くあってほしい。また、タブレットも使いたいと思う場面が増えている。タブレットの閲覧性とPCの作業性の両方が常に利用できるのなら理想の環境といえるだろう。

そこを目指したOSがWindows 8で、「2in1」と呼ばれる、タブレットとPCどちらにも使える製品が増えてきた。各社がさまざまなタイプを発売しており、キーボードを360度回転することでタブレットとしても使える製品が目立っている。

ところが、2in1モデルを買うならタブレット脱着式が正解だということをご存じだろうか? 理由は単純だ。キーボード回転式の2in1ノートが、仮に1.5キロだとしよう。こんなモデルを手に入れると、タブレットしか使わないときにも1.5キロの荷物を運ばなければならない。つまり、使わないキーボードを常に運ぶことになるし、手に持ってウェブページなどを閲覧する際にも重い。ところが、脱着式の「dynabook R82」なら、タブレットのみしか使わないときには、最低約710グラム*2の荷物で済むし、手で持って作業する際にも軽い。なお、法人向けには、世界最軽量約699グラム*3のタブレット「RT82」も販売されているので、ユーザーの用途に合わせて選べる。

今回、ちょうど海外出張の予定があってdynabook R82を持参したのだが、機内に持ち込む小さなバッグにはタブレット部分だけを入れて移動した。機内や空港ではタブレットとして使い、ホテルに着いたらキーボードと合体して仕事に利用できるわけだ。

移動中はタブレット部分だけを持ち運び、スーツケースにキーボードドックを収納すると移動が楽だ。

社外ではタブレットが使いやすい

dynabook R82を持ち出して実感したのが、液晶ディスプレイが仕事に向いていることだ。解像度はフルHDで最近では一般的なスペックだ。緻密さは超高解像度モデルにはかなわないが、十分な美しさだ。加えて、液晶ディスプレイとガラス面に隙間がない“ダイレクトボンディング"なので、乱反射が少なく、映像がくっきりとしている。

また、仕事で使う上では、ノングレアなのがとても重要だ。ノングレアとは、液晶ディスプレイの表面のツヤを押さえた仕上げのこと。これにより照明などの映り込みが少なく、特に屋外、電車の中などでの見やすさが抜群だ*4

dynabook R82は、約710グラム*2と軽く、8.8ミリの薄い本体にインテル(R)Core(TM) M-5Y71 vPro(TM)プロセッサーやSSDなどPCを構成する部品のほぼすべてを内蔵している。さらに、この軽さで約10時間*1のバッテリー駆動を実現しているのは感心する。評価の厳しい「JEITAバッテリー動作時間測定法(Ver2.0)」による測定なので、実際の値にかなり近い。今回は5時間程度の移動中にひんぱんに利用したが、バッテリーは3割程度しか減らなかった。

奥側のグレア液晶ディスプレイと比較すると、手前のdynabook R82は映り込みが少ないことが分かりやすい。
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dynabook R82
CPU:インテル(R)Core(TM) M-5Y71 vPro(TM)プロセッサー OS:Windows8.1 Pro Update メモリ:4GB SSD:128GB ディスプレイ:タッチパネル付き 12.5型 フルHD 質量:約1.41キログラム バッテリー駆動時間:約10時間
RT82
質量:約699グラム

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