旭化成は国内3工場が生産停止、石巻事業所は高台立地で津波被害は逃れるが操業再開のメド立たず【震災関連速報】

旭化成は国内3工場が生産停止、石巻事業所は高台立地で津波被害は逃れるが操業再開のメド立たず【震災関連速報】

旭化成は14日、東日本巨大地震の影響を受け、グループ会社の国内3工場が操業停止状態になっていると発表した。いずれも早期に操業が再開できるメドは立っていない。

震災の直接的被害によって生産を停止しているのは、旭化成建材の境工場(茨城県猿島郡境町)、旭化成東光パワーデバイスの石巻事業所(宮城県石巻市須江字関ノ入)、旭化成メタルズの友部工場(茨城県笠間市大古山)の3工場。いずれも地震の激しい揺れで建物や設備が損傷したほか、停電や断水といったインフラの断絶もあり、操業が停止したままだ。

石巻事業所は津波被害が甚大だった石巻市内に立地するものの、工場は高台にあるため、津波による直接的な被害は受けなかったという。

境工場は旭化成の住宅「ヘーベルハウス」に使われるALC(軽量気泡)コンクリート、石巻事業所は半導体、友部工場は塗料の顔料となるアルミペーストをそれぞれ主力製品として生産している。いずれも他工場ですぐに生産を代替できる状況にないため、生産停止が長引けば、業績へのネガティブな影響は避けられない可能性がある。

(武政 秀明 =東洋経済オンライン)

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