人が育ち、人が生み出し、人が広げる
いま動き始める「人財の秋田県」
秋田は世界的人材が育つ場所
国際教養大学(AIU)は2004 年4月に開学し、昨年10周年を迎えました。本学は、「インターナショナル・リベラルアーツ」を教学理念として掲げ、すべての講義を英語で行う、1年間の海外留学を必修化する、といった特色ある教育をいち早く実施してきました。今では、同様のカリキュラムを行う大学も増えてきましたが、当時としては前例もなく本学がパイオニアであると自負しています。
以来、本学の教育は、産業界からも高く評価いただいており、就職内定率はほぼ100%を達成し続けています。もちろん、現状に甘んじるつもりはありません。今後10年を見据えた取り組みも始めています。昨年には、2023年までの「国際教養大学長期ビジョン」を策定するとともに、「日本発ワールドクラスリベラルアーツカレッジ構想」も発表しました。この構想は、世界水準に達する教育環境整備を充実させることを目指しており、文部科学省の14年度「スーパーグローバル大学創成支援(グローバル化牽引型)」にも採択されました。
以来、本学の教育は、産業界からも高く評価いただいており、就職内定率はほぼ100%を達成し続けています。もちろん、現状に甘んじるつもりはありません。今後10年を見据えた取り組みも始めています。昨年には、2023年までの「国際教養大学長期ビジョン」を策定するとともに、「日本発ワールドクラスリベラルアーツカレッジ構想」も発表しました。この構想は、世界水準に達する教育環境整備を充実させることを目指しており、文部科学省の14年度「スーパーグローバル大学創成支援(グローバル化牽引型)」にも採択されました。
本学は、公立大学法人として地域社会との連携にも注力しています。留学生と小中高生などとの交流事業は年間200回を超え、さらに本学の東アジア調査研究センターを通じた地元企業の海外展開支援も行い、実際に成果も出ています。引き続き、秋田から世界へ「国際教養」教育を発信し、グローバル社会でリーダーシップを発揮できる優れた人材の育成・輩出に取り組んでいきます。
社会人向け育成をはじめ
産学官連携体制も充実
人材育成の取り組みは、学生だけにとどまらない。社会人向けの取り組みも充実している。その一つ「ものづくり人材育成」事業では、「ものづくり現場」、「加工技術の強化」、「企業経営のマネジメント」、「ものづくりのベースとなる基礎」をテーマに、企業のニーズの高い人材育成につながる研修やセミナーを定期的に開催している。
また意外に知られていないのが、産業連携支援の充実だ。多くの公設試験研究機関をはじめ、秋田大学や秋田県立大学といった大学で、企業との共同研究や産学官連携プロジェクトが積極的に行われている。秋田大学では、地元の企業と医療に関連する商品を開発する「医工連携」も進めており、すでに商品化にも成功している。