「ファナックのバランスシートは非効率だ」

株式を取得した米サードポイントが指摘

 2月20日、米ヘッジファンド、サード・ポイントを率いるダニエル・ローブ氏は、先に株式取得が明らかになったファナックの設備投資計画について、資本の利用が非常に非効率であることへの対応策にはならないとの見解を明らかにした。写真は、サード・ポイントを率いるダニエル・ローブ氏、2012年撮影(2015年 ロイター/Steve Marcus)

[東京 20日 ロイター] - 米ヘッジファンド、サード・ポイントを率いるダニエル・ローブ氏は、先に株式取得が明らかになったファナック<6954.T>の設備投資計画について、資本の利用が非常に非効率であることへの対応策にはならないとの見解を明らかにした。

ロイターの書面でのインタビューに答えた。

ローブ氏は「生産能力拡大のための投資は好ましい」とする一方で「非効率なバランスシート」は依然として大きな問題と述べた。

また、ファナックの株は「現在、かなり過小評価されている」とし、資本配分を改善させるのに適した時期だとの見方を示した。

ファナックは16日、新たな工場に1000億円を投資すると発表。サード・ポイントが自社株買いを求めていることとは無関係だとした。

ローブ氏は1月に送った書簡について、ファナックから直接の返答はないと説明。また、ファナック株式の取得でサードポイントは最大級の株主となると明らかにした。

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