知らないとヤバい!本当に美味いお茶の秘密

伝統の宇治茶職人が教える水の使い方

温かいお茶を飲むと気分がホッとする日本人は多い(写真:dorry/Imasia)

世界的に注目を集める日本の食文化。意外にも日本固有と思われている緑茶がそのひとつであることはご存じだろうか。欧米などで緑茶の需要が増えているのだ。ブランド力のある日本茶の輸出額は増加傾向にある。2012年の輸出額は5年前の約1.5倍。農林水産省は、日本茶の輸出額を2020年には現在の約3倍となる150億円に引き上げる目標を立てている。

もちろん、われわれ日本人にとって最も身近な飲み物のお茶。その歴史や文化を詳しく知る人は少ない。古くから伝わる手法で、お茶の味を伝え続けるお茶屋は、今となっては数少ない。

2月7日(土)夜7時からTBSテレビで放送の「ジョブチューン・アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」に出演の上林三入(かんばやし・さんにゅう)さんは、日本のお茶の伝統と味を現在に継承し、日本茶の文化を意欲的に広めるひとりだ。

歴史の偉人たちが愛したお茶

宇治茶の老舗「純正宇治茶専門店・三星園」

京都府宇治市、世界遺産の平等院へ続く参道。その地に、約450年前から店を構える宇治茶の老舗「純正宇治茶専門店・三星(みつぼし)園(えん)」。上林さんは、16代目当主上林三入として、この店で伝統を現代に継承してきた。

三星園の当主は代々、上林三入を名乗る慣習がある。初代上林三入は、戦国時代の終わりから江戸時代のはじめにかけて、宇治茶師のひとりとして活躍した。 

「お茶」と聞いて誰もが頭に思い描く千利休とも親交が深かった初代上林三入。そのお茶は織田信長、豊臣秀吉、伊達政宗など希代の名将に愛されてきた。現在でも、その伝統の味は皇室御用達ブランドとしても知られる。まさに、日本茶を語るうえで欠かすことのできない人物だ。

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