リアルな強さで独り勝ち、アパレルネット通販・ゾゾタウンが挑む新ステージ

リアルな強さで独り勝ち、アパレルネット通販・ゾゾタウンが挑む新ステージ

「アパレルのネット通販ではもう独り勝ち。ほかのサイトとは売れ方が違う」、「サイトのクオリティの差が大きい。物流能力も抜きんでている」──。

業界やライバルの間から、そんな称賛ともやっかみとも取れる声が上がるEC(ネット通販)サイト企業がある。モール型ECサイト「ゾゾタウン(http://zozo.jp)」を運営するスタートトゥデイだ。ゾゾに出店するショップは約230店、1500以上のブランドから常時10万以上の掲載商品数を誇る。

2010年12月時点で月間の商品取扱高は67億円と、前年同期比60%増。ゾゾの会員は277万人を数え、そのうち10年の1年間で1回以上買い物をした会員は約110万人に達する。これは09年比で45万人(69%増)、08年に比べると70万人(2・7倍)もの急増ぶりだ。

ネット通販の認知が進みサイトをあえて刷新

業績も急伸している(下グラフ、スタートトゥデイ自身の売り上げは、商品の販売手数料が計上されるため、商品取扱高より小さくなる)。ネット通販市場全体は年率13%程度の伸び(野村総合研究所予測)とみられており、ゾゾの成長はこれをはるかに凌駕する。

成長市場とはいえ、参入障壁が低く有象無象が入り乱れ熾烈な競争下のネット通販市場。そんな中でゾゾが地位を固めることができたのは、流行感度の高い若年層にターゲットを絞ったサイトを構築したためだ。


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