高視聴率・日テレ「〇〇妻」はなぜ生まれた?

「家政婦のミタ」コンビが考えた究極の"愛"

 夫・正純(東山紀之)のために家事を完璧にこなし、自分のすべてを捧げる主人公・ひかり(柴咲コウ)。正純がニュースキャスターになれたのも、実はひかりの“内助の功”があってのことだった。なぜ、ひかりはそこまでして夫に尽くすのか……?
 水曜22時、1月14日よりスタートし、高視聴率を記録している「〇〇妻」(日本テレビ)。柴咲コウが演じるミステリアスな妻の正体は、いったい何なのか? “〇〇”には、どんな2文字が入るのか? ネットでもさまざまな推測が飛び交い、注目を集めています。
 脚本は遊川和彦氏。「家政婦のミタ」(2011年)でも遊川氏とタッグを組んだプロデューサーの大平太氏に、今回のドラマ制作の背景について聞きました。

「家政婦のミタ」コンビが、なぜ「〇〇妻」?

――1、2話を拝見して、ひかりというミステリアスな、かつとてもひたむきな妻の姿にくぎ付けになりました。ひかりは、なぜ“契約結婚”という形にこだわるのか? 混乱する正純に共感もしつつ、同時に“入籍”にこだわる正純にもどかしくもなりました。夫婦というものの本質を考えさせられるドラマですが、この企画はどんなふうに生まれたのでしょうか?

脚本の遊川さんと僕は、いつも「最近、こんなことやあんなことがあった」という近況報告をしながら打ち合わせに入るのですが、「次に何のドラマをやろうか?」という話をしていたとき、ちょうどふたりの共通の関心が「妻って、何なのか?」ということだったのです。

僕は結婚して二十数年になるんですが、カミさんの愚痴ばかり言っていました(笑)。一方の遊川さんは当時独身で、お付き合いしている方との結婚を考えていたのです。

そんな会話の中で、「妻って、何だろう?」ということを突き詰めたドラマを作ってみましょうよ、という話になりました。「理想の妻、究極の妻って、何だろう?」ということを考えてみましょうと。

それで「妻」を主人公にした“妻モノ”をやろうと決まりました。“夫婦モノ”とか“家族モノ”ではなく、“妻”にスポットを当てた“妻モノ”です。その次に「では“何妻”がいいのか?」ということを考えて、どんどん膨らませていきました。

初回からすでに明らかになっているとおり、ひかりと正純は「契約結婚」をしています。

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