誰の子だって「つまようじ少年」になり得る

子の「注目を浴びたい」を増幅させる親の行動

知らず知らずのうちに子どもを追い詰めていませんか(写真:YsPhoto / Imasia)

昨今巷を騒がせている少年による異物・毒物混入事件。犯行の様子を動画に撮ってネット配信していた19歳の少年が逮捕されましたね。でもこれって決して他人事ではないのです。

親が何気ないと思っていることでも、日々積み重なっていく、と子どもの心に深い影を落とし、やがてこのような事件の加害者になってしまう可能性は誰しも持っているのです。

そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子が、子どもの深層心理についてご紹介します。

「注目を浴びたい」のは子どもの特性

当記事はIt Mama(運営:ターゲッティング)の提供記事です

お友達のバッグに土や小石を入れる。人のモノに唾をかける。周りが嫌がることをして注目を浴びようとする子ども。わざと物を隠して「先生、なくしてしまいました」と泣き真似をする子どももいます。

どんな子どもだって親に愛されたい、先生に自分だけ注目されたいと思っています。それは子どもならではの特性とも言え、小さいうちはある程度の範囲で許される行為とされています。

でも、この行為が過剰になると将来、極めて危険なことに。筆者は長年、大勢の子ども達を見ていますが一定の割合でこういう少し過剰とされる子に会います。実際に出会った2人の子どもを紹介します。

■“見捨てられる恐怖”の多いA君

A君の両親は歯医者。開業していて仕事はとても忙しい。保育終了後、いつもお迎えに遅れるママ。「6時にお迎えに行くからね」と子どもに約束しているのに平気で10分、15分と遅れます。

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