収縮する「バイオ人工筋肉」が医療を変える

新薬の効果・安全性測定にも一役

以前、皮膚を作り出す3Dプリンタの記事を書いたことがあるが、近年は人間の器官を人工的に作り出す研究が盛んなようだ。

今回は、研究室で“ちゃんと収縮する人間の筋肉”を生成することに成功したというニュースを紹介する。ただし、筆者はこのジャンルの専門家ではないので、厳密には用語の使い方が適切ではない部分があるかもしれない。そこはご容赦いただきたい。

筋形成前駆細胞を使用

アメリカ・デューク大学の発表によると、同大学の研究者は電気による信号や生化学的な信号といった外部からの刺激に対して、本来の人間の筋肉と同様に反応し収縮を起こす人間の骨格筋を、研究室で生成することに成功したという。

これを活用することで、研究者は研究室において、薬の作用を調べたり、筋肉系の病気の研究をすることができるようになる。 

当記事はFUTURUS(運営:ターゲッティング)の提供記事です

研究チームは、このバイオ人工筋肉を作るにあたって、幹細胞からは分化しているもののまだ筋肉組織にまで発達していない人間の細胞を使用した。

その筋形成前駆細胞を1000回以上折り畳んで、栄養を供給するジェルで満たされた立体的な骨組みの中に置き、細胞が整然と並んで機能する筋繊維として形成できるような環境を作った。

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