【産業天気図・外食】ファミレスは天気頼み。ダイエー問題にも注目

総じて『曇天』。オーバーストアは解消されず、デパ地下や量り売り弁当業者との「胃袋戦争」もヒートアップする。
 それでも2年連続の猛暑なら、ファミリーレストランは割のいいビールやジュースでばんばん稼いで、薄日に恵まれるかも。2005年は五輪もサッカーW杯もない。あとは台風が来ないのを祈るのみだ。
 牛丼チェーンや焼き肉店は落ち着かない。特に、牛丼復活の「Xデー」前後は大騒ぎになるだろう。ただ、1年以上の休売期を経てもなお人心は離れていないか、牛肉相場がどう動くかなど、不安定要素も多く残す。業界の雄・日本マクドナルドホールディングスは不採算店処理をほぼ終え、出店を増やす。社長交代を控えるドトールコーヒーも増収増益の見込みだ。
 05年はM&Aのニュースも飛び出しそう。かねてから前向きなすかいらーくや吉野家ディー・アンド・シーあたりが発火点になるか。
 居酒屋は総じて厳しい。集客のための割引券が乱れ飛ぶ状況だ。体力を消耗し尽くし、白旗を揚げる会社が出るかもしれない。
 ダイエー問題からも目が離せない。フォルクスの今後も気になるが、ダイエー店舗内に出店している外食企業は存外多い。万が一お取り潰しにでもなれば、影響は免れない。
【高橋由里記者】


(株)東洋経済新報社 電子メディア編集部

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