意外?これから伸びる大学はこれだ! 資格取得実績や、留学者数に注目

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課題解決型の授業も

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半世紀にわたり、「グローバル人材の育成」を掲げ、海外留学に力を入れている。夏休みに海外で環境保護、修復作業などを行う「国際ボランティア」は、人気が高く、毎年、60~80人が参加している。国際交流担当の齋藤慎二さんは「国際ボランティアの経験は学生の自信や学習意欲向上につながり、企業からも評価されています」と語る。四つの学部の偏差値は44か45だが、徹底したビジネス教育と多彩な留学プログラムを行っているため、「高校からの総合評価ランキング」でも751大学中41位と高評価だ。

最後に、『危ない私立大学 残る私立大学』などの著書がある教育ジャーナリストの木村誠さんに、今後、伸びていきそうな大学の名前をあげてもらった。

「就職の面倒見のよさで国学院大、桃山学院大、甲南大、教育に力を入れている大学として神田外語大、中部大、千葉商科大、課題解決型の学習を実施している大学として立教大、同志社大、芝浦工業大、東京電機大が伸びていくと思います」

偏差値重視で志望校を選ぶのではなく、ある分野に力を入れていて、今後、伸びていきそうな大学を選びたい。

(ライター・庄村敦子)

※AERA 2015年1月26日号

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