高層マンション症候群(シンドローム) 白石拓著

高層マンション症候群(シンドローム) 白石拓著

高い流産率のデータが公表された高層階居住。「空中都市」に住むことが、心身の健康にどれほどのストレスやリスクを及ぼしているのか、最新の研究をベースに明らかにしようとする。

データによれば、流産率ばかりでなく、出生児の体重が重く、かつ帝王切開などの率も高まる。それも居住年数が長い、あるいは高齢出産において顕著な関係があるという。また高層階に暮らすと、外出回数が減ることなどから、親離れをしない「高度平気症」の子どもも多くなるという。

身を守るには「妊婦や子育て家庭は高層階に住まないほうがよい」わけだが、こうした疫学研究が盛んなアメリカでの研究の引用がないことに、どうしても不満が残る。

祥伝社新書 798円

  

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
途上国の石炭火力支援を<br>日本はやめるべき

アル・ゴア元米国副大統領は地球温暖化対策の重要性を訴え続けている。米国は温暖化対策の枠組み「パリ協定」からの脱退を表明。対策は後退してしまうか。日本がすべきことは何か。