民主党代表選、「競り合い」でこじらす病

新執行部でシコリが残りかねない

15日に日本外国特派員協会で記者会見を行った候補者。左が岡田克也氏、右が細野豪志氏(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

1月18日に開催予定の臨時党大会を控え、民主党代表選は最終盤に入っている。結論から言えば、「岡田克也氏本命」は変わっていない。細野豪志氏にとって不利なのは、党員・サポーターからの支持が少ないとみられることだ。それは、どういうことなのか。詳しく見ていこう。

投票は、国会議員による265ポイント、地方議員による141ポイント、党員・サポーターによる354ポイントの合計760ポイントで決せられる。

朝日新聞が13日に報じた下馬評では、国会議員132名のうち細野氏と岡田氏を支持するのがそれぞれ40名超で、長妻昭氏支持が30名超。1度の投票では決まらず、上位2名による決選投票にもちこまれる可能性が高いとのこと。そうなれば、長妻氏の票の多くは岡田氏に流れ、岡田氏が勝利するという筋書きだ。

長妻氏の票の多数は岡田氏に流れる

「細野氏と岡田氏の決選投票になれば、確かに長妻氏の票の多数は岡田氏に流れる。しかし全部というわけではなく、6割程度ではないか。それにまだ態度を明らかにしていない議員がまだ10名ほどいる。彼らを説得して細野氏支持をとりつけたい」

細野陣営のある議員は、希望を見出そうと必死だ。さらに、こう続ける。「表向きは岡田氏や長妻氏への支持を明らかにしている議員の中に、本心では細野氏を支持したいという人もいる。そういうところも切り崩していきたい」。

振り返ると、菅直人氏と前原誠司氏が闘った2005年9月の代表選では、菅氏の圧倒的な優勢と報じられていた。が、前原氏が2票差で逆転した。そうした前例もあるため、細野陣営は、1票1票切り崩しを図っていこうとしているわけだ。

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1976年に創業し、90年代の渋カジブームを牽引したビームスが今も元気だ。創業以来赤字知らず。40年、最先端を走り続けられる秘密は何か。設楽洋社長への独占インタビューを掲載。