立命館大学

活躍の場を限定しない
タフさを大切に

立命館大学

世界の今を体感し、世界の明日を変える。グローバル時代にあっては、学びの場も、活躍の場も、限定はない。求められるのは、思いを実現するために粘り強く動くタフさではないだろうか。

できないことを数えるのではなく
できることだけを見つめて動くんです

鬼丸 昌也 さん
(2002年 法学部卒業)
認定NPO法人 テラ・ルネッサンス
理事・創設者

鬼丸昌也さんがテラ・ルネッサンスを立ち上げたのは、大学在学中の2001年である。「4年生の時にカンボジアを訪れました。地雷原の現状や地雷被害者の声に触れ、有給職員としてNGO活動にも参加しました。すべての生命が安心して住める社会の実現を目標に、NPOの立ち上げを決めたのです」と、鬼丸さんはふり返る。手軽に設置できる地雷は、紛争終結後も長く人々を苦しめる。カンボジアでは今も、地雷による死傷が絶えない。「風呂なしアパートの1室からのスタート。国際NPOというのに、英語も満足に話せません。でも、できないことを数えても仕方がない。自分にできることだけを見つめて動くんです」。

まずはカンボジアでの活動報告会を開催。そして01年中だけで約90もの会合に参加し、支援の輪を広げた。テラ・ルネッサンスは現在、活動資金の約8割を自己財源でまかなう。自己財源比率が高いのは、設立当初からの地道な支援者集めが功を奏しているのだろう。

地雷除去や元子ども兵の
社会復帰をサポート

地雷除去はラオスでも支援を進め、並行して村落開発もサポートする。一方で、元子ども兵の社会復帰支援にも力を入れる。「ウガンダ北部では20年以上にわたって内戦が続き、戦闘要員として4~7万人の子どもが誘拐されました」と、鬼丸さんは説明する。12歳で誘拐されたある少年は、故郷の村を襲撃させられた。脱走を防ぐためによく行われるという。少年は自分の母を殺すよう命じられ、ケガを負わせてしまった。解放後も精神的な傷が大きく、教育を受けてないため仕事に就くことも難しい。そんな元子ども兵は全世界に25万人もいるという。

「05年にウガンダ北部でプロジェクトを開始し、10年間で160名が識字教育や職業訓練、起業家教育を受けました。さらに起業資金を貸し付け、木工や洋裁などに従事しています」。活動はコンゴやブルンジにも広がっている。

海外での活動をメインとしてきたが、東日本大震災の被災地支援も行う。「きっかけはウガンダだったんです」と、鬼丸さんは明かす。支援先で自主的な募金が始まり、1日で5万円も集まったという。現地の大金である。そして「あなたたちは何をするのか」と現地スタッフに問われ、テラ・ルネッサンスらしい支援を探った。長期にわたる村落開発支援の手法を応用し、岩手県大槌町の女性たちによる刺し子製品の製造・販売をサポートする。「亡くなった妹の代わりに焼き鳥屋を再建し、パートタイマーを雇うまでになった人もいます」と、波及効果も大きい。

今後の展開について鬼丸さんは「米国や台湾で資金調達や啓発活動を行いたい」と考えている。とはいえ、「京都の街にはお世話になりましたし、学生インターンを受け入れるためにも本拠は移しません」。京都から世界へ、平和を広げる思いが広がっていく。

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