夫が"イクメン"でなくても、いいではないか 子育ての喜びを独占してしまおう

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週末になるとゴルフに出掛けてしまう夫に不満です……(写真:パームツリー / Imasia)
若手マザーの中には、子育ての仕方がわからず、周りの助言にも恵まれないケースも多い。そこで、『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』の著者であるムーギー・キム氏の母親で、子供を国際弁護士、国際金融マン、海外著名大学教員、公認会計士に育て上げた著者が、読者の皆様からの子育て相談に回答する。
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前回は 実母が根っからの詐欺師、どうすればいい?

前々回は 実家で老老介護、海外からできることは?

【読者からの相談】

 夫の態度に不満があります。仕事が忙しいと、土曜日に出社することが頻繁にあります。そのわりに、友人とのゴルフには、せっせと行きます。
 先日、子供の学校行事が土曜日にあると伝えたら、「仕事かも……」と難色を示しました。自分優先で、子供の成長を一緒に楽しめない夫に不満です。私自身も仕事をしていますが、家事全般も私が行っています。普段なら、家事については何もしないことに文句はありません。
 ストレートに伝えても、無言で反応なしです。どのように伝えたら響くのでしょうか? もう、諦めたほうがいいですか?
ゆーこ(仮名)

 

【パンプキンからのコメント】

育児の喜びを夫から取り上げる?

ゆーこさんの場合は共働きですので、本来ならば夫君も家事・育児を分担して当然ですが、それは問題視されていません。それよりも、子供の成長を夫君が一緒に楽しめない点を不満に思っていらっしゃいます。

私ごとですが、私は明治生まれの母親に育てられましたので、とても旧い家庭像を持っていました。夫が帰宅する頃にはお料理は和える、焼く、炒める、揚げる直前までの下ごしらえや煮物は終わっていて、子供が赤ちゃんのときはそのお風呂も全部済ませておきます。

私もずっと仕事をしておりましたが、忙しいという理由で仕事から帰ってきた夫の前で、家事でバタバタしたり夕食を遅らせたり、子供の世話を頼んだりなどをしたことがありませんでした。それが当然だと思っていたのです。

次ページ入浴中の赤ちゃんのしぐさに……
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