勉強とは限らない、子どもの「得意」を探せ!

子どもが"化ける"瞬間を見逃すな

子どもが化ける瞬間はいつやってくる?(写真:YsPhoto / Imasia)
 小学校低学年から高学年、そして中学生へ……。周囲に私学を受験する子も増える中で、わが子の成績や先々の進路がまったく気にならない親はいないだろう。どうすれば少しでもいい点が取れ、より上位の学校に進学できるのか。そもそも子どもにやる気を起こさせるには?

 約25年にわたり学習塾を運営し、3000人以上の子どもを指導、成績向上に導いてきた石田勝紀氏は「心・体・頭のしつけ」をすることが重要と語ります。今連載では石田先生の元に寄せられた親たちのお悩みに答えつつ、ぐんぐん伸びる子への育て方について考えていきます。

【ご相談】

 小学校5年生(男の子)と2年生(女の子)の子を持つ母親です。子どもには多くの体験をさせることが大切だと思い、さまざまなワークショップ(年間30回ほど)に参加させていますが、子どもを見ていると、少々食傷ぎみ(母親に連れ回されていると思っている?)という感じです。
 私は、さまざまな出会いや体験を通じて、子どもの感受性が豊かになったり、何らか将来につながってくれればいいかなという程度に思ってきましたが、ただひたすら体験をさせ続けるだけでもいけないのだろうと感じ始めています。
 将来、社会に出ることを思えば、さまざまなことに興味・関心を持ち、満遍なく力を発揮できるバランスのいい子(ぜいたくですが)に育ってくれればいいなと思います。ただ、あれもこれもと欲張った結果、何事も平均点、ということにもなりかねないと思うと、何か特定の得意分野で突出した力を発揮できるように応援していったほうがいいのかという気もします。先生はどのようにお考えになるでしょうか。(仮名:石井さん)

【石田先生の回答】

子ども時代に、何をなすべきなのか?

小さい頃から、多くのワークショップに参加できるというのは、幸せなお子さんですね。数年や年に数回、大きなイベントがあったときに参加する子はいるかもしれませんが、年間30回ものワークショップに参加するという人はあまり見掛けません。

しかし、ご質問の焦点は、ワークショップの多寡というよりも、お子さんを今後、何でもできる子か、それともある能力を引き出して突出した子に育てていくか、ということですね。

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