3Dプリンタがアートの常識を変える!

髪の毛の直径よりも小さい彫刻ができた

アート作品である。ただし肉眼では見えない。

なぜならサイズが数十ミクロンだからだ。1ミクロンってどれくらいかって? 0.001ミリだ。髪の毛の太さが50〜100ミクロンくらいらしい。彫刻がのっているのが髪の毛の上だ。見ればわかるとおり髪の毛の直径よりもずっと小さい。

最先端のテクノロジーを使ったアート

当記事はFUTURUS(運営:ターゲッティング)の提供記事です

これはJonty Hurwitz氏というアーティストの作品だ。題名は「TRUST」。サイズは80×100×20ミクロン。ただし手で作ったものではない。本物の人間をキャプチャーして、3Dプリンタで製作したものだ。

このサイズの彫刻が作れるということは、3Dプリンタの性能としてはミクロン単位ではない。ナノ単位の造形になる。これには最先端の「マルチフォトン・リトグラフィー」という技術が使われている。

液体の光硬化樹脂に紫外線を当てると、当てたところが硬化して固体になる。それが光硬化樹脂を使った3Dプリンタの原理だ。しかし、より長い波長の強い光を、顕微鏡を使って焦点を絞って照射すると、その焦点の場所だけ二光子吸収という現象が起きて、紫外線を当てたときと同じような硬化が起こるという。

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