ローソン、元ユニクロ社長の玉塚元一氏を国内コンビニトップに抜擢

ローソン、元ユニクロ社長の玉塚元一氏を国内コンビニトップに抜擢

コンビニ国内2位のローソンが、大胆な組織改革とサプライズ人事に着手する。

来年度初頭にあたる2011年3月1日付で事業ユニット別採算の3グループ(国内コンビニ、エンタテインメント&eコマース、海外事業)に再編し、それぞれにCEOが就任する。

新浪剛史社長はローソンCEOと海外事業グループCEOを兼務、エンタテイメント・ECグループCEOには、元USEN副社長の加茂正治氏が就く。そして、収益柱のCVSグループ(国内コンビニ事業)CEOには、玉塚元一・ファーストリテイリング前社長が抜擢され、ローソン全体(コーポレート部門)の副社長執行役員にも任命される。

同時に、支店制を導入し、国内76支店に権限を大胆に委譲、地域ごとの消費者の特性に合った店舗運営を強化する。

大規模な組織変更は、7支社制を導入した03年以来。02年に三菱商事からローソン社長へ転身した新浪社長の経営改革がほぼ結実したと判断、新たなステージでグローバルな流通グループとしての飛躍を目指す。

玉塚氏と新浪氏はともに慶應義塾大学出身、米国留学でMBAを取得した共通点を持つ。2人とも02年に社長に就任しており(玉塚氏が11月、新浪氏が5月)、新世代経営者の旗手として並び称された。当時から親交があり、年上の新浪社長が兄貴分の間柄だ。

玉塚氏は、旭硝子から日本IBMに転じた後、ユニクロのファーストリテイリングへ転職、わずか4年で社長に上り詰めた。フリースブームの反動に苦しむユニクロ再建に取り組んだが、05年に退任。柳井正・現会長兼社長との確執も当時はうわさされた(柳井氏は『週刊東洋経済』2010年10月9日号で「玉塚氏は安定成長を求めた」ことが早期の退任理由だったと振り返っている→こちら)。

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