電事連会長「2015年は原発再稼働に全力」

高浜再稼働の際はMOX燃料を装荷へ

2014年最後の定例会見に臨む電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)
電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)が19日、2014年最後の定例会見を開き、関電として、業界全体としての15年に向けた課題について見解を述べた。

――関電は12月17日に電気料金の再値上げ方針を決めたが、経営責任は。

2013年の料金改定時の前提だった原発再稼働が大きく遅延し、メドも立たない。火力燃料費をすべて吸収するのは限界。このままでは2015年度に5期連続赤字という異常事態となり、企業存続が危ぶまれる。

再値上げは断腸の思いで、顧客には深くおわびしたい。早期再稼働と経営効率化に総力を結集し、収益安定化と安定供給を図ることが経営責任だと考えている。

再稼働時にMOX燃料を装荷したい

――高浜原発3、4号機の審査書案が原子力規制委員会に了承された。今後、地元同意手続きが待つが、地元の範囲は。

われわれとしては、再稼働の同意が必要な地元については、立地自治体である高浜町と福井県として手続きを進めたい。ただ、隣接地域の皆さんにも安全対策の取り組みを説明し、理解が得られるよう全力を尽くす。

――高浜3、4号機はプルサーマル発電を予定しているが、地元にどう説明するか。

まだ決定はしていないが、再稼働時にMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料を装荷したいと考えている。再稼働に当たって、プルサーマルに限らず、原子力事業全般にわたって、地元の理解をいただく活動をしっかりやりたい。

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