イギリス近代史講義 川北稔著

イギリス近代史講義 川北稔著

「経済成長」という概念は、ヨーロッパを中核として成立する近代世界システムの基本イデオロギーであり、真っ先に産業革命を成し遂げたイギリスは、その象徴的存在ともいえる。そんなイギリスは、日本にとって近代化と資本主義発展のモデルだった。しかし、その栄光も今は昔。

そのイギリスがいかにして世界を支配する大英帝国となったか、そして20世紀以降の衰退の原因を、西洋史の専門家として概観する。経済問題だけでなく、人々の生活全般までを含めた社会史となっているのも特徴だ。

「失われた20年」が指摘される日本は、イギリスと同じ轍を踏もうとしているのか。同国の近代史をひもときながら日本の未来をも見据える。

講談社現代新書 798円

  

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
JR九州“脱鉄道”の成算

今年、上場を果たしたJR九州。豪華寝台列車「ななつ星in九州」は話題になった。しかし、人口減少などもあって鉄道事業の先行きは暗い。成長は非鉄道事業の成否に懸かっている。