胃の病気とピロリ菌 胃がんを防ぐために 浅香正博著

胃の病気とピロリ菌 胃がんを防ぐために 浅香正博著

WHО(世界保健機関)は、胃の粘膜に生息する「ピロリ菌」を明らかな発がん性物質とし、肺がんにおける喫煙、肝臓がんにおける肝炎ウイルスと同じ位置付けにしている。

そのピロリ菌が胃に与える影響と胃がん発生に至るメカニズム、また早期発見の方法と予防法を最新の知見から詳細に解説している。ピロリ菌に感染すると、慢性胃炎→萎縮性胃炎→腸上皮化生→胃がんという道筋に至る。

胃がんにならないためには、何よりもピロリ菌の除菌が欠かせない。特に日本は、欧米諸国に比べ胃がんの罹患率が高いことからも、消化器病学の専門家である著者は、除菌の重要性と、国を挙げての胃がん対策を訴えている。

中公新書 777円

  

関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
集中連載 電力の大問題<br>再生エネルギーの大競争

パリ協定を機に有力投資家も注目し始めた再生可能エネルギー。グーグル、アマゾンなどの巨大企業がしのぎを削る。中国も脱炭素化に本腰を入れる。出遅れた日本の対応は?