注射の失敗を激減させるウェアラブルが登場

治療時間の短縮に効果、献血ルームで大活躍

私は健康診断で血液採取の注射を打たれるときに、何度も失敗されては針を刺し直され、痛い思いをすることが多い。腕の血管が見えにくいからだ。

同じような体験をした人は、思いの外周りにも多い。ベテランの看護師さんでさえ、失敗することはある。まして新人看護師さんには血管の位置を見極めるのが難しいことが多いのだろう。

しかし、そのような問題を解決してくれる技術がすでに出来ているのだ。それらを紹介するので、もう注射の失敗は勘弁して欲しい。

血管を見抜くウェアラブル端末

当記事はFUTURUS(運営:ターゲッティング)の提供記事です

紹介したいツールは2つある。まず一つ目は医療用画像機器メーカーの米Evena Medical社が昨年の11月に発表した「Eyes-On Glasses」だ。

「Eyes-On Glasses」はウェアラブル端末で、皮膚を透視して血管の位置を見抜くスマートグラス。この「Eyes-On Glasses」を利用すれば、外観からは分かりにくい血管も簡単に見透かせるので、静脈注射も容易になるという。

実は「Eyes-On Glasses」は、セイコーエプソン製の「Moverio」をベースに開発した製品だ。「Eyes-On Glasses」が皮膚の下にある血管を可視化できるのは、近赤外光で血管内のデオキシヘモグロビンを強調表示し、2つの立体カメラで画像化しているからだという。そのデジタル画像をメガネのスクリーンに投映しているのだ。

次ページ皮膚に血管の「地図」を描く技術も
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