部下に「太ったな」と言うのはパワハラ?

職場での発言、注意すべきポイントとは

部下への発言。どのような点に気をつければよい?(写真:tobe / Imasia)

「お前の顔を見てると吐きそう」「死んだほうがいい」――。職場の上司からこんな発言を受けたら、どう感じるだろうか。うまく受け流せずに、傷つくひとも多いだろう。あるいは「パワーハラスメント(職場の権力を利用した嫌がらせ)を受けた」と憤るかもしれない。

その発言が「パワハラ」にあたるかどうかは、どう見極めればいいのだろうか。働く人の法律問題にくわしい河野祥多弁護士が11月7日、オンライン授業サイト「schoo(スクー)」の生放送番組で解説した。

状況や関係性を含めて判断される

当記事は弁護士ドットコムニュース(運営:弁護士ドットコム)の提供記事です

河野弁護士によると、上司が部下に「お前の顔を見てると吐きそう」「死んだほうがいい」と言った場合は、「パワハラに該当する」という。どのような基準があるのか。

「どこまで許されるのか、どこから許されないのか。実は、そのあたりが明確に決まっているわけではありません。

会社という組織には上下関係がある以上、上司から部下に対して指示や指導、もしくは失敗した際などに叱責することは想定されています。

なので、どういう状況で言われたのか。言われた人と言った人の関係性がどういうものだったかも含めて判断されることになります。単なる発言内容だけでは、なかなか判断ができません」

次ページ「自分はOK」でも、第三者を傷つけるかも
関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチAD
憲法改正の争点<br>自衛隊の明記をめぐり論争始まる

「9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」と、安倍首相が5月3日に突如表明。2020年の新憲法施行を目標に自民党は動きだした。改憲は本当に必要か、論点を整理する。