洞察力を磨くには「世界史と日本史」を学べ

本質を見極めるには、「広く・浅く」学ぶのが基本

日本人は、世界史と日本史を両方とも学ぶ必要がある(第1次世界大戦から100年、記念植樹をする英国王子夫妻、REX FEATURES/アフロ)

グローバル企業で働く人々は、けっして民族的バックグラウンドなどではなく、純粋に能力のみで評価されるようになってきています。

グローバル企業で求められるのは、洞察力

そこで能力の対象とされるのは、企画力、対話力、構築力、交渉力、委任力、会話力、洞察力などさまざまです。そのなかでも私たちにいちばん求められるのは、洞察力、すなわち、俯瞰的かつ大局的な視点をもって、物事の本質を見極める洞察力です。

この洞察力を身につけるために何をなすべきかについては、10月8日のコラム「英語よりも、本質を見極める力を養え」で述べたように、「学問のジャンルにとらわれず、さまざまな知識を学びつづける」という答えを提示しました。

そのうえで、まず歴史と宗教を学ぶ重要性について、欧米人や日本人の価値観を引き合いに出しながら説明してきました。

海外での事業では何かを決断する前に、その国の文化や価値観について理解を深めつつ、その事業に従事する現地の人々の考え方や働き方を認めるという方法が基本になります。文化や価値観が異なる海外で組織を動かすには、いかに現地の社員に自主的に動いてもらえるかが成功のカギになるからです。

次ページ現地の社員に自主的に動いてもらうためには?
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
労基署監督官の告発<br>過重労働がはびこる真因

電通で起きた新入社員の過労自殺事件をきっかけに、働き方への関心が高まっている。労働行政の現場に立つ労働基準監督官3人が匿名で語る「過重労働大国ニッポンをどう変えるか」。