バリの新名物、「泥まみれ格闘技」とは?

世界中の格闘技を“いいとこ取り”

2012年に世界遺産にも登録されたバリの棚田風景は、バリ・ヒンドゥーの宇宙観や水利システムに裏支えされ1000年にもわたり維持されてきた文化的景観だ。バリを訪れる旅人たちは、その美しさに魅了され、また癒されてゆく。

しかし、眺めるだけでは田んぼの本当の素晴らしさはわからない。バリを訪れたら、ぜひ田んぼに入ってみよう。バリの新名所、メパンティガンで。

マーシャルアーツ「メパンティガン」の生い立ち

当記事はFUTURUS(運営:ターゲッティング)の提供記事です

テコンドーのチャンピオンとして名を馳せたPutu Witsenによって創設されたMepantigan Bali(メパンティガン・バリ)は、田んぼの泥の中で行われる総合エンターテイメント。かつてこの島で神事として行われていた「地面に人を投げて叩き付ける」という相撲のような儀式を現代風にアレンジして生み出された。

ベースになるのはインドネシアの護身術ともいえるシラットと呼ばれる古式武術。「真実」「公正」「調和」などの精神性を重視した“稲穂の教え”を説くシラットは、かつてのオランダ統治時代は当局に危険視され活動を禁止された過去を持つ。

その後、日本の統治時代に米・英・蘭に対抗するゲリラ戦のために日本軍によって体系化され、それこから現在の姿に至る。1960年代にはブルース・リーも自ら創設した武術に取り入れたことにより世界的に認知された。

メパンティガンは、このシラットとバリの神事を組み合わせ、テコンドー、空手、柔道、中国武術、サンボ、カポエイラ、ルチャリブレ、プロレスなど、世界の格闘技の美味しいところを「ごった煮」にした、新しいエンタメ系格闘技だ。

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