細野豪志氏、「旗揚げ」をした狙いとは?

"八方美人"を脱して自らの派閥を結成

民主党の細野豪志元幹事長が動き出した。中央公論10月号に「わが民主党改革宣言」を寄稿し、その「旗」を掲げたのだ。細野氏は今年1月に「自誓会」を結成。4月に開かれた派閥立ち上げパーティーには、目標の1000人を大きく上回る1600名が参加している。

細野氏は「一強多弱の政治状況を変える」と述べるが、その目指すところは何なのか。そして民主党が失った国民の信頼をどのようにして取り戻すつもりなのか。その戦略と本音を聞いた。

民主党が「政権交代の受け皿」とは見られていない

(撮影:尾形文繁)

――順調に見えた安倍政権も、改造後は2大臣が辞任するなど躓きが見られるが。

閣僚が辞任したことは確かに政府自民党にダメージになっている。ただ政権支持率は下がっているが、民主党が受け皿になりきれているわけではない。安倍政権がダメだから民主党を応援しようとか民主党を支えようという流れにはなっていない。

――それは国民が望んでいることを民主党がいまだ受け止めていないということか。

個別の政策についてはいろいろな課題がある。しかしそれ以前に、民主党という政党はいざというときにばらばらのままで、最後まで一つにまとまらないというイメージが大きい。党のガバナンスが国民の信頼を得ていないのだ。それを取り戻さない限り、どんな素晴らしいことを主張しても国民の支持は戻ってこない。そこが一番深刻だ。

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